多言語海外用情報ページInformation page for foreigners面向外国人的多语种信息发布页面

文化庁

本ページは『令和3年度 文化庁 文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業』(地域における文化資源の魅力増進 2-②多言語情報提供事業 および地域における文化観光の宣伝 4-②情報プラットフォーム整備事業)の助成によるものです。

平山郁夫についてAbout Ikuo Hirayama

美術館紹介About our Museum

(制作 Bon Cloud)

中国における当館コレクション巡回展の紹介About the Travelling Exhibition of the Hirayama Ikuo Silk Road Museum's collection in China

关于平山郁夫丝绸之路博物馆藏品在中国的巡回展览的信息

2018年8月、日中平和友好条約締結40周年を記念し、「平山郁夫のシルクロード世界 地中海から中国へ─平山郁夫シルクロード美術館収蔵品展」が、平山郁夫ゆかりの地、敦煌(甘粛省、石窟文物保護研究陳列センター)で開催されました。

同展はガンダーラ仏や中央アジアの絹製品など、平山郁夫シルクロード美術館が所蔵するシルクロード周辺地域の文化財と、平山郁夫が描いた敦煌の素描など、合計192点の展示を通じ、平山郁夫の中国、そしてシルクロードへの想いとその足跡を紹介する展覧会となっています。

本展は、中国人民対外友好協会や中国文物交流中心などの支援を受け、敦煌での展覧会が終わったあとも、中国主要都市を巡回: 国家博物館(北京)、陝西歴史博物館(陝西省西安)、遼寧省博物館(遼寧省瀋陽)、洛陽博物館(河南省洛陽)、深圳博物館(広東省深圳)、長沙博物館(湖南省長沙)、四川博物院(四川省成都)、寧波博物館(浙江省寧波)、広州海事博物館(広東省広州)をまわり、2020年以降は、コロナの猛威により何度も延期や休館を余儀なくされましたが、これまでの来場者数は、累計約130万人となりました。現在は11番目の会場である山西博物院(山西省太原:2022年3月まで)にて開催、この後も、蘇州(江蘇省)、合肥(安徽省)への巡回が予定されています。

さらに、2021年8月からは、当館所蔵の古代ガラス約300点による「琉光溢彩」が、敦煌の石窟文物保護研究陳列センターにて開催されました。同展は現在、北京、清華大学博物館にて開催中(タイトルは「異彩粉呈」)、このあと、西安、深圳、四川などを巡回する予定です。そのほか、孔子博物館(山東省曲阜)でスタートしたアジア文明展(現在、4会場目を巡回中)や、杭州の中国絲綢博物館SROM (Silk Road Online Museum)にも作品の貸出や資料提供等の協力を行っています。

本サイトでは、これらの展覧会の現地におけるレポートを紹介いたします。
(協力:黄山美術社、北京鑑鐘文化伝播社)

敦煌石窟文物保護研究陳列中心
2018年8月 敦煌石窟文物保護研究陳列中心
北京 国家博物館
2019年11月 北京 国家博物館

2018年恰逢“中日和平友好条约”缔结40周年,为了加深中日两国的和平友好和相互理解,日本平山郁夫丝绸之路美术馆在中国人民对外友好协会和中国文物交流中心等相关机构的指导和支持下,首站在平山先生心仪的敦煌莫高窟共同举办《平山郁夫的的丝路世界─来自平山郁夫丝绸之路美术馆的文物精品》展览。之后陆续在国家博物馆、陕西历史博物馆,辽宁省博物馆、洛阳博物馆、深圳博物馆、长沙博物馆、四川博物院、宁波博物馆、广州海事博物馆,参观人数约130万。现在第十一个展场--山西博物院展出,至2022年3月,之后将继续在苏州、合肥举行巡展。

本次展览,荟萃了平山郁夫丝绸之路美术馆珍藏的190余件丝绸之路文物精品;展示了他蕴含几十年心血收集的丝路古老文明的文物,还有部分敦煌绘画的作品等。展览将这些展品首先按照收集地区,即环地中海地区;两河流域和伊朗地区;中亚和印度地区;再加上丝路的绘画作品,共4个部分进行呈现。不同地区的展品,各有特点,又呈现不同文明的交流融合。

2022年正值中日邦交正常化50周年之际,这是中日关系的重要里程碑,也是历史新起点。相信这场展览将继续克服全球疫情常态化带来的重重困难,继续为推动中日两国间的文化交流与合作方面搭建平台


(日本語大意: 2018年は「中日平和友好条約」締結40周年にあたり、中日両国の平和友好と相互理解を深めるため、日本平山郁夫シルクロード美術館は中国人民対外友好協会と中国文物交流センターなどの関連機関の指導と支持のもと、平山先生のゆかりの敦煌莫高窟にて、「平山郁夫のシルクロード世界─平山郁夫シルクロード美術館所蔵文物」展を共同で開催しました。その後、続々と国家博物館、陝西歴史博物館、遼寧省博物館、洛陽博物館、深圳博物館、長沙博物館、四川博物院、寧波博物館、広州海事博物館で、会場者数は累計約130万人となりました。現在11番目の展示場である山西博物院は2022年3月まで展示され、その後も蘇州、合肥で巡回展が予定されています。

今回の展覧会では、平山郁夫シルクロード美術館が所蔵している190点以上のシルクロード文化財の逸品が集められています。数十年の心血を注いだ収集した古い文明の文物や、敦煌の絵画作品などが展示されています。展覧会はこれらの展示品をまず収集地区に分け、すなわち環地中海地区・メソポタミアとイラン地域・中央アジアとインド地域・さらにシルクロードに関係する絵画作品を加えて、4つの部分で構成されています。異なる地域の展示作品は、それぞれ特徴があり、異なる文明間の交流融合を示しています。

2022年は中日国交正常化50周年にあたり、中日関係の重要な年であり、歴史の新しい起点でもあります。この展覧会は、長引くコロナ禍がもたらした、多くの困難を克服し、中日両国間の文化交流と協力を推進するための土台を構築し続けると確信しています。)


2018 marks the 40th anniversary of the signing of the China-Japan Peace and Friendship Treaty. In order to deepen peace, friendship and mutual understanding between China and Japan, under the guidance and support of Chinese People's Association for Friendship with Foreign Countries, Art Exhibitions China and other relevant institutions, Hirayama Ikuo Silk Road Museum jointly launched the exhibition Hirayama Ikou’s Silk Road─Collections of Hirayama Ikou Silk Road Museum in Dunhuang Mogao Grottoes, which is Mr. Hirayama's favorite place. After that, it has been exhibited successively in the National Museum of China, Shaanxi History Museum, Liaoning Provincial Museum, Luoyang Museum, Shenzhen Museum, Changsha Museum, Sichuan Museum, Ningbo Museum and Guangzhou Maritime Museum, attracted about 1.3 million visitors. The exhibition is in the 11th venue, Shanxi Museum, it will be exhibited until March 2022, then continue to tour in Suzhou and Hefei.

This exhibition showcases more than 190 pieces of Silk Road cultural relics collected by Hirayama Ikou Silk Road Museum. The exhibition implies the decades of efforts made by Mr. Hirayama to collect the cultural relics of the ancient Silk Road civilization, as well as some paintings of Dunhuang. The exhibition is displayed in four parts: first three parts are arranged by the region of the relics, that is, Mediterranean Rim; Mesopotamia and Iran; Central Asia and India, together with the paintings of Silk Road. Relics from different regions have their own characteristics and show the exchange and integration of different civilizations.

The year 2022 marks the 50th anniversary of the normalization of China-Japan diplomatic ties, which is an important milestone and a new historical starting point for China-Japan relations. It is believed that this exhibition will continue to overcome the difficulties brought about by the normalization of the global pandemic and continue to build a platform for promoting cultural exchanges and cooperation between China and Japan.

地中海から中国へ─平山郁夫シルクロード美術館収蔵品展从地中海到中国─平山郁夫丝绸之路博物馆收藏展From the Mediterranean to China - Hirayama Ikuo Silk Road Museum Collection Exhibition

長沙博物館(2020年6月13日~10月8日)



山西省博物館(2021年12月3日~2022年3月3日)



さまざまな彩り─東西古代文明交流の中でうまれたガラス工芸展異彩呈粉─古代東西文明交流中的玻璃芸術Glass Art in the Exchange of Ancient Civilisations between the East and West

清華大学芸術博物館(北京)(2022年3月1日~5月5日)

2022年3月1日から5月5日まで、清華大学芸術博物館(北京)にて、シルクロードのガラス展、日中国交正常化50周年記念展「異彩粉呈」が開催されています。本展は2021年8月に敦煌石窟文物保護研究陳列センターでスタートし、その後、中国主要都市を巡回する予定です。

From 1 March to 5 May 2022, the Silk Road Glass Exhibition, 50th Anniversary of the Normalisation of Diplomatic Relations between China and Japan, 'Different Colours', is being held at the Tsinghua University Museum of Art, Beijing. The exhibition will be launched first at the Dunhuang Institute in August 2021, and will then tour major cities in China.

2022年3月1日至5月5日期间,为纪念中日两国邦交正常化50周年的丝绸之路琉璃展【异彩纷呈】正在清华大学艺术博物馆展出。本展于2021年8月开始在敦煌石窟文物保护研究陈列中心作为首站展出,此后预计在中国主要城市举办巡回展览。



(撮影・動画製作 清華大学藝術博物館)


詳しくは下記サイトをご覧ください。(現地中文サイト)
https://mp.weixin.qq.com/s/tTIp1m26QoAFakM0l-H1fQ

外観

中央高速道路「小淵沢」インターより約10分 JR小海線「甲斐小泉」駅前すぐ JR中央線「小淵沢」駅より車で10分。

・開館時間
10:00~17:00(入館16:30まで)
・休館日
展示替え期間、年末、冬季(1月中旬~3月中旬)。詳しい日程はお問い合わせ下さい。