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3/10~)2018年 春季企画展「平山郁夫 奥の細道 東北を描く」
・展覧会名称:「平山郁夫 奥の細道 東北を描く」展
・会期:2018年3月10日(土)~2018年9月11日(火) (会期中は休館日なし)
・概要:平山郁夫が東北の地に訪れたのは、1959年、東京芸術大学の副手の頃です。当時は被爆による後遺症で悩み、体調も思わしくありませんでした。そうした状態の中で目にした奥入瀬渓流について、画家は「生きる喜びを心から教えてくれた」と言います。これ以降、平山は東北に惹かれて何度か取材旅行を行い、平成に入る頃には俳聖の松尾芭蕉を偲んだ≪奥の細道≫という素描シリーズを発表し、金華山や立石寺などを描きました。この他にも中尊寺や毛越寺を描いた≪平泉≫の素描を発表するなど、画家にとって東北は思い入れのある場所でもありました。本展では、これら東北の素描作品と共に、当館の誇る大作≪流水間断無(奥入瀬渓流)≫をあわせてご紹介いたします。
・主な展示作品(予定)
①《流水間断無(奥入瀬渓流)》 1994年 171.0×727.2cm 当館所蔵
②《十和田湖畔 秋》 1955年頃 50.5×51.5㎝ 当館所蔵
③《金華山朝陽》1997年45.5×60.5cm 個人蔵
④《奥州一の宮 塩竈神社本殿》1997年45.5×60.5cm 個人蔵
⑤《羽黒山神社 五重塔》1997年45.5×60.5cm 個人蔵
⑥《中尊寺 金色堂》2000年45.5×60.5cm 個人蔵
⑦《毛越寺庭園》2000年45.5×60.5cm 個人蔵
その他、平山郁夫の東北関連スケッチブック・資料など 当館所蔵
・会場:平山郁夫シルクロード美術館
・主催:公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
release 2017.10.31