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10/26~)平山美知子展開催!
当館名誉館長である平山美知子(1926年〜)は、平山郁夫の妻であり、長年、夫を献身的に支えながら共にシルクロードを駆け巡った同士でもあります。1947年に東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学し、同級生である平山郁夫と共に日本画の研鑽を深めました。同校卒業後は東京藝術大学の副手となり、1955年に平山郁夫との結婚を機に筆を折り、夫のサポートに回ります。これにより平山の画題も明確となり、シルクロードに関する数々の作品を発表し、画家として大きく飛躍しました。こうした平山の画家としての活躍の裏には、妻の存在は欠かせず、特にシルクロードでの準備や記録の多くは美知子によるもので、その傍らでは創作も行い、日本画をはじめ版画などの多彩な芸術活動を行っていました。
本展では、平山美知子の「妻」として、そして「芸術家」としての一面に焦点を当て、妻としてのシルクロードの記録をはじめ、芸術家としての日本画や版画、アクセサリーなどの作品、特に自身の初となる絵本『インド、こんにちは』(1971年)に掲載された版画などを中心に展示します。
・展覧会名:平山美知子展
・会期:2020年10月26日(月)~12月27日(日)
・場所:平山郁夫シルクロード美術館 展示室5
release 2020.10.24