最新情報News & Topics

女神像頭部

medi_02

女神像頭部
前4世紀 南イタリア テラコッタ 高27.0cm

頭に円筒形の冠(ポロス)を戴いた女神の奉納像。農業と豊穣をつかさどる大地の女神デメテル、あるいは、春の女神ペルセフォネ(別名、コレ)を表すと考えられます。ギリシア神話によると、ペルセフォネはデメテルの娘で、冥府の神ハデスの妻でもあり、一年の半分を地下の冥界で、残りの半分を地上で過ごします。そして、ペルセフォネが冥界から地上にもどると冬が終わり、大地に春が訪れると考えられていました。ギリシア人の植民都市があった南イタリアやシチリアでは、前4世紀頃から、型で成形した像に白い化粧土を掛けて彩色を行い、低温で焼いたテラコッタが盛んに制作されています。

release 2017.07.13

ニュース一覧

外観

中央高速道路「小淵沢」インターより約10分 JR小海線「甲斐小泉」駅前すぐ JR中央線「小淵沢」駅より車で10分。

・開館時間
10:00~17:00(入館16:30まで)
・休館日
展示替え期間、年末、冬季(1月中旬~3月中旬)。詳しい日程はお問い合わせ下さい。