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2021年後期展_6/26~)平山郁夫 故郷の風景
平山郁夫は、1968年から日本文化の源流を求め、仏教伝来の道でもあるシルクロードを旅し、平和を祈りながら描き続けた、戦後を代表する日本画家であります。生涯を通じてシルクロードの取材は150回を超え、それらの成果は数々の名画として誕生しました。画家は、こうした度重なる取材旅行の中で、1990年代の平成時代に入ると、改めて日本の素晴らしさに気付き、画題をわが国へと求めていきます。
本展は、そうした日本を題材とする作品の中から、平山の原点である「広島」に焦点を当て、瀬戸内海の島々などを描いた《天かける白い橋 瀬戸内しまなみ海道》(2000年)をはじめ、故郷の生口島の素描作品を中心に紹介します。また、広島の世界文化遺産である厳島神社を描いた大作《月華厳島》(朝日生命保険相互会社蔵)を展示します。
会期:会期:2021年6月26日(土)~12月27日(月)
※月華厳島(朝日生命保険相互会社蔵)は、9/26までの展示となります。
release 2021.10.30