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打出切子碗
打出切子碗
Cut-glass bowl
イラン(ササン朝) 6世紀 ガラス 高8.7cm 径12.2cm
半透明淡褐色の厚手のガラスに円形の切子(カット)装飾が施されている。円形切子の数は上から17、17、17、17、7、1で円形切子が重なった部分は亀甲状になっている。いわゆる正倉院白瑠璃碗タイプと呼ばれるものである。円形切子装飾はイランのギーラーン地方で数多く出土しているが、イラク中南部で制作されたものと推定されている。
release 2017.07.13